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SophiaFramework UNIVERSE コンセプト

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FeliCa、ワンセグ、音楽配信などの新しい機能が携帯電話に搭載されるようになりました。また、モバイルインターネットでも Web2.0 という新たなソフトウェアの潮流も生まれつつあります。

それに伴い、携帯アプリは大規模、複雑化し、開発工数の増大やソフトウェア欠陥の多発などの問題が発生しています。

ひとつの解決策として、モジュールをマッシュアップしてアプリを開発する、いわゆる " オブジェクト指向アプローチ " があります。

BREW by QUALCOMM

QUALCOMM 社の BREW は携帯アプリの世界共通のプラットフォームです。BREW 携帯電話であれば、メーカーや機種が異なっていても、アプリは全世界共通で使えるということです。

BREW によるアプリ再利用性のメリットを、アプリを構成するモジュール単位にまでひろげて適用する考え方もあります。

パラダイムシフト!

「従業員を動かして作業に割り当る」から「作業を動かして従業員に割り当てる」 という逆転の発想により、ヘンリー・フォードは自動車王と称されるまでになりました。

携帯アプリ業界でも同じような発想ができます。

「ひとりのプログラマーが多種多様なモジュールをすべて開発して携帯アプリを完成させる」というのが従来の考え方です。

「複数のプログラマーがそれぞれの得意分野のモジュールを開発し、標準化されたフレームワークに則って、必要なモジュールを組み合わせて、携帯アプリを完成させる」というのが新しい発想、" オブジェクト指向アプローチ " です。

このアプローチでは、既に実績のある、クオリティの高いモジュールが再利用できれば、携帯アプリの開発と保守の生産性は飛躍的に向上します。

BREW with C++

SophiaFramework UNIVERSE は、 クールな BREW アプリがすぐに開発できる、世界初の Web2.0 対応 BREW C++ & GUI 開発環境です。

BREW アプリの開発に必要十分な再利用性に優れた、C++ クラスライブラリと GUI フレームワークを提供します。

BREW アプリはアプリ固有の部分と、アプリの処理とは独立した GUI や SOAP/ XML、POP3 / SMTP、HTTP / HTTPS などのテクニカルな部分に分離できます。

テクニカルな部分は SophiaFramewrok に任せれば、開発者はアプリ固有の部分に専念できます。

なぜ加速するのでしょう?

ここで、ジグソーパズルを組み立てるシーンを想い浮かべてみてください。

ピースをランダムに前半と後半に分けた時、どちらがピースを埋めるのに労力が要求されるでしょうか?

勿論、前半のピースです。

この問題はアプリ開発の現場にも当てはまります。前半の開発工数は後半よりも桁違いに大きくなります。

SophiaFramework UNIVERSE には、ジグソーパズルの前半に相当するアプリの基盤モジュールを提供します。開発者は後半のアプリ固有の部分だけに専念できるというわけです。

それ故、アプリ開発のスピードは加速するのです。