前のページ次のページ上に戻るホーム SophiaFramework UNIVERSE 5.3

19.1. XML クラス

19.1.1. 仕様

XML クラスは、XML 文書の作成・解析と、SOAP メッセージの処理から構成されます。

XML パーサーは DTD ( Document Type Definition ) と XMLSchema をサポートし、 DOM ( Document Object Model )SAX ( Simple API for XML ) の API を利用できます。

SOAP-RPC(SFXSOAPRPC)では、 HTTP-POST トランスポートプロトコルにバインディングし、 Simple Object Access Protocol (SOAP) 1.1 に準拠した SOAP メッセージを Web サーバーとやり取りします。

HTTPS 通信によるセキュアな Web サービスにも利用可能です。

SOAP Attachment は実装されていません。

[Note] SAX ( Simple API for XML )

Simple API for XML にて SAX に関する最新情報を入手できます。

[Caution] 注意

SFXSOAPServiceProxy クラスは、 部分的にしか WSDL に対応していません。 このクラスの使用は推奨されません。

19.1.2. 注意事項

  • エンコーディングは Shift_JIS、UTF-8、EUC-JP に対応しています。文字コードの相互の変換も可能です。UTF-16 ( B / L ) と UTF-32 ( B / L ) には対応していません。
  • DOM パーサーは多くのメモリを必要とします。特に、DTD、XMLSchema、WSDL を使う場合は、たくさんのヒープ メモリが必要になります。
  • 将来的に、W3C ( World Wide Web Consortium ) の XML 標準仕様は変更される可能性があります。