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SFBTimeCtl
ITimeCtl インターフェースのラッパークラスです。
#include <SFBTimeCtl.h.hpp>
class SFBTimeCtl : public SFBControl;
SFMTYPEDEFWRAPPER(SFBTimeCtl)

継承図

SFBTimeCtl クラスの継承図

バージョン

BREW 2.0 BREW 2.1 BREW 3.1 BREW 4.0

参照

BREW API ITimeCtl

メンバ

パブリック関数
Void EnableCommand( Bool enable , UInt16 id )
センター キーを押したことにより発生したイベントを受け取ったときに、メニュー コントロール オブジェクト によって指定したコマンドを AEE シェルに送るかどうかを設定します。
Bool GetFont( AEEFont* numFont , AEEFont* letterFont )
時間数字と文字のフォントを取得します。
SInt32 GetTime( Void )
時間コントロール オブジェクトから時間値を取得します。 時間値の単位はミリ秒です。
Void GetTimeString( UInt32 secs , WCharPtr dest , SInt32 size , UInt16 flags )
ミリ秒単位の時間を、指定したフォーマットの文字列に変換て取得します。
Void GetTimeString( UInt32 secs , SFXWideStringPtr dest , UInt16 flags )
ミリ秒単位の時間を、指定したフォーマットの文字列に変換て取得します。
static
SFBTimeCtlSmp
NewInstance( AEECLSID clsid = AEECLSID_CLOCKCTL , SFCErrorPtr exception = null )
SFBTimeCtl インスタンスを生成します。
Void SetEditField( ITField field )
指定したフィールドを編集可能に設定します。
Void SetFont( AEEFont numFont , AEEFont letterFont )
タイトルとテキストのフォントを設定します。
Void SetIncrement( UInt16 mins )
分のインクリメント値を新しく設定します。 ( デフォルトは 1 )
Bool SetTime( SInt32 ms )
指定した時間を設定し、デバイスの画面上に時間文字列を再描画します。
Bool SetTimeEx( SInt32 ms , Bool update )
指定した時間を設定し、デバイスの画面上に時間文字列を再描画します。
Void SizeToFit( SFXRectanglePtr rect )
矩形のサイズを時間のテキストに合せます。
UInt32 GetProperties( Void ) (SFBControl から継承)
コントロール固有のプロパティまたはフラグを取得します。
Void GetRect( SFXRectanglePtr rect ) (SFBControl から継承)
コントロールの矩形を取得します。
SFXRectangle GetRect( Void ) (SFBControl から継承)
コントロールの矩形を取得します。
Bool HandleEvent( AEEEvent event , UInt16 wParam , UInt32 dwParam ) (SFBControl から継承)
コントロールのイベント処理機能を提供します。 この関数はすべてのコントロールで実装する必要があります。
Bool HandleEvent( SFXEventConstRef event ) (SFBControl から継承)
コントロールのイベント処理機能を提供します。 この関数はすべてのコントロールで実装する必要があります。
Bool IsActive( Void ) (SFBControl から継承)
コントロールがアクティブであるかを判定します。
Bool Redraw( Void ) (SFBControl から継承)
コントロールの内容を再描画します。
Void Reset( Void ) (SFBControl から継承)
コントロールの内容をリセットし、アクティブ状態をすぐに解除します。
Void SetActive( Bool active = true ) (SFBControl から継承)
コントロールのアクティブ状態を設定します。
Void SetProperties( UInt32 properties ) (SFBControl から継承)
コントロール固有のプロパティまたはフラグを設定します。
Void SetRect( SFXRectangleConstRef rect ) (SFBControl から継承)
コントロールの矩形を設定します。
プロテクト関数
static
SFBBaseSmp
FactoryByCreate( AEECLSID id , SFCErrorPtr exception = null ) (SFBBase から継承)
指定したクラス ID のインターフェースのインスタンスを生成します。
static
SFBBaseSmp
FactoryByQuery( SFBQuerySmpConstRef query , AEECLSID id , SFCErrorPtr exception = null ) (SFBBase から継承)
指定したクラス ID のインターフェースのインスタンスを指定した SFBQuery インスタンスを使用して生成します。

SFBTimeCtl::EnableCommand
センター キーを押したことにより発生したイベントを受け取ったときに、メニュー コントロール オブジェクト によって指定したコマンドを AEE シェルに送るかどうかを設定します。
[ public ]
Void EnableCommand(
    Bool enable   // 送信可能 / 送信不可を示すブール値
    UInt16 id     // コマンド ID
);

参照

BREW API ITIMECTL_EnableCommand


SFBTimeCtl::GetFont
時間数字と文字のフォントを取得します。
[ public ]
Bool GetFont(
    AEEFont* numFont      // 数字のフォントを設定する場所へのポインタ
    AEEFont* letterFont   // 文字( AM / PM )のフォントを設定する場所へのポインタ
);

戻り値

  • 成功したとき: true
  • 失敗したとき: false

参照

BREW API ITIMECTL_GetFont | AEEFont | SFBTimeCtl::SetFont | BREW API AEEFont


SFBTimeCtl::GetTime
時間コントロール オブジェクトから時間値を取得します。 時間値の単位はミリ秒です。
[ public ]
SInt32 GetTime(Void);

参照

BREW API ITIMECTL_GetTime


SFBTimeCtl::GetTimeString
ミリ秒単位の時間を、指定したフォーマットの文字列に変換て取得します。
[ public ]
Void GetTimeString(
    UInt32 secs     // 文字列に変換されるミリ秒単位の時間
    WCharPtr dest   // 変換後の時間の文字列
    SInt32 size     // dest のサイズ( バイト数 )
    UInt16 flags    // 文字列の変換に使用する時間のフォーマットを指定するビットマップ以下の値をサポート
                    // GTS_MSECS : 100 分の 1 秒を 2 桁で表示する
                    // GTS_SECS  : 秒を使用する
                    // GTS_AMPM  : AM またはPM を使用する 
);
[ public ]
Void GetTimeString(
    UInt32 secs             // 文字列に変換されるミリ秒単位の時間
    SFXWideStringPtr dest   // 変換後の時間の文字列
    UInt16 flags            // 文字列の変換に使用する時間のフォーマットを指定するビットマップ以下の値をサポート
                    // GTS_MSECS : 100 分の 1 秒を 2 桁で表示する
                    // GTS_SECS  : 秒を使用する
                    // GTS_AMPM  : AM またはPM を使用する 
);

参照

BREW API ITIMECTL_GetTimeString


SFBTimeCtl::NewInstance
SFBTimeCtl インスタンスを生成します。
[ public, static ]
SFBTimeCtlSmp NewInstance(
    AEECLSID clsid = AEECLSID_CLOCKCTL   // 時計コントロールの Class ID
    SFCErrorPtr exception = null         // エラー値
);

解説

時間コントロールのタイプを ClassID で指定してインスタンスを作成します。 指定できる ClassID は次のいずれかです。

AEECLSID_CLOCKCTL
AEECLSID_COUNTDOWNCTL
AEECLSID_STOPWATCHCTL

デフォルトでは AEECLSID_CLOCKCTL が指定されています。


SFBTimeCtl::SetEditField
指定したフィールドを編集可能に設定します。
[ public ]
Void SetEditField(
    ITField field   // 編集可能に設定するフィールド
                    //  ITF_HOUR / ITF_MIN / ITF_SEC
);

参照

BREW API ITIMECTL_SetEditField | ITField


SFBTimeCtl::SetFont
タイトルとテキストのフォントを設定します。
[ public ]
Void SetFont(
    AEEFont numFont      // 時間の数字に使用するフォント
                         // このパラメータを null に設定すると、デフォルトフォントの AEE_FONT_LARGE を使用する
    AEEFont letterFont   // 時間の非数字部分( AM / PM )に使用するフォント
                         // このパラメータを null に設定すると、デフォルトフォントの AEE_FONT_BOLD を使用する
);

参照

BREW API ITIMECTL_SetFont | AEEFont | SFBTimeCtl::GetFont | BREW API AEEFont


SFBTimeCtl::SetIncrement
分のインクリメント値を新しく設定します。 ( デフォルトは 1 )
[ public ]
Void SetIncrement(
    UInt16 mins   // 新しい分のインクリメント値
);

参照

BREW API ITIMECTL_SetIncrement


SFBTimeCtl::SetTime
指定した時間を設定し、デバイスの画面上に時間文字列を再描画します。
[ public ]
Bool SetTime(
    SInt32 ms   // 00 : 00 : 00 からの経過時間( ミリ秒 )
                // 負の値は無効
);

戻り値

  • 入力時間が有効なとき: true
  • 入力時間が無効なとき: false

参照

BREW API ITIMECTL_SetTime


SFBTimeCtl::SetTimeEx
指定した時間を設定し、デバイスの画面上に時間文字列を再描画します。
[ public ]
Bool SetTimeEx(
    SInt32 ms     // 00 : 00 : 00 からの経過時間( ミリ秒 )負の値は無効
    Bool update   // true  : 時間コントロールオブジェクトのバッファに時間文字列を保存する
                  // false : 画面への描画のみ時間文字列は保存されない
                  // true と false のいずれの場合も時間の整数は保存する
);

戻り値

  • 入力時間が有効なとき: true
  • 入力時間が無効なとき: false

参照

BREW API ITIMECTL_SetTimeEx


SFBTimeCtl::SizeToFit
矩形のサイズを時間のテキストに合せます。
[ public ]
Void SizeToFit(
    SFXRectanglePtr rect   // 境界矩形を設定する場所へのポインタ
);

参照

BREW API ITIMECTL_SizeToFit | AEERect