SFBThread

IThread インターフェースのラッパークラスです。

#include <SFBThread.h.hpp>

class SFBThread : public SFBRscPool;

SFMTYPEDEFWRAPPER(SFBThread)

継承図

バージョン

BREW 2.0	BREW 2.1	BREW 3.1	BREW 4.0
×	○	○	○

参照

BREW API IThread

メンバ

パブリック関数
`SFCError`	Exit( `SInt32` retValue ) スレッドの実行を終了します。
`Void`	Free( `VoidPtr` ptr ) スレッドの寿命とメモリポインタとの関連付けを解除します。
`SFXCallbackPtr`	GetResumeCBK( `Void` ) スレッドのレジュームを行うための SFXCallback インスタンスを取得します。
`SInt32`	HoldRsc( `SFBBaseSmp` resource ) SFBBase インスタンスをスレッドの寿命に関連付けます。
`Void`	Join( `SFXCallbackPtr` callback , `SInt32Ptr` retVal ) スレッドの実行が終了したときにコールバックを呼び出すようにスケジュールします。
`VoidPtr`	Malloc( `UInt32` size ) メモリを割り当て、スレッドの寿命と関連付けます。
static `SFBThreadSmp`	NewInstance( `SFCErrorPtr` exception = null ) SFBThread インスタンスを生成します。
static `SFBThreadSmp`	NewInstance( `AEECLSID` id , `SFCErrorPtr` exception = null ) SFBThread インスタンスを生成します。
`UInt32`	ReleaseRsc( `SFBBaseSmp` resource ) SFBBase インスタンスとスレッドの寿命との関連付けを解除します。
`SFCError`	Start( `SInt32` size , `PFNTHREAD` notify , `VoidPtr` data ) スレッドの実行を開始します。
`SFCError`	Stop( `Void` ) スレッドの実行を停止します。
`Void`	Suspend( `Void` ) スレッドをサスペンドします。
`SFCError`	QueryInterface( `AEECLSID` clsid , `VoidHandle` handle ) (SFBQuery から継承) このオブジェクトからの別の API を問い合わせます。
`SFCError`	QueryInterface( `AEECLSID` clsid , `SFBBaseSmpPtr` handle ) (SFBQuery から継承) このオブジェクトからの別の API を問い合わせます。
`SFBBaseSmp`	QueryInterface( `AEECLSID` clsid ) (SFBQuery から継承) このオブジェクトからの別の API を問い合わせます。
`Void`	Self( `AEECLSID` clsidReq , `SFBQuerySmpPtr` clone , `AEECLSID` clsidImp ) (SFBQuery から継承) オブジェクトを単一インターフェースで実装するときに使います。
`SFBQuerySmp`	Self( `AEECLSID` clsidReq , `AEECLSID` clsidImp ) (SFBQuery から継承) オブジェクトを単一インターフェースで実装するときに使います。

プロテクト関数
static `SFBBaseSmp`	FactoryByCreate( `AEECLSID` id , `SFCErrorPtr` exception = null ) (SFBBase から継承) 指定したクラス ID のインターフェースのインスタンスを生成します。
static `SFBBaseSmp`	FactoryByQuery( `SFBQuerySmpConstRef` query , `AEECLSID` id , `SFCErrorPtr` exception = null ) (SFBBase から継承) 指定したクラス ID のインターフェースのインスタンスを指定した SFBQuery インスタンスを使用して生成します。

SFBThread::Exit

スレッドの実行を終了します。

[ public ]
SFCError Exit(
    SInt32 retValue   // SFBThread の返す値
);

戻り値

成功したとき: SFERR_NO_ERROR
失敗したとき: SFERR_FAILED
SFBThread がすでに停止しているとき: EALREADY

参照

BREW API ITHREAD_Exit

SFBThread::Free

スレッドの寿命とメモリポインタとの関連付けを解除します。

[ public ]
Void Free(
    VoidPtr ptr   // 解放するポインタ
);

参照

BREW API ITHREAD_Free

SFBThread::GetResumeCBK

スレッドのレジュームを行うための SFXCallback インスタンスを取得します。

[ public ]
SFXCallbackPtr GetResumeCBK(Void);

参照

BREW API ITHREAD_GetResumeCBK

SFBThread::HoldRsc

SFBBase インスタンスをスレッドの寿命に関連付けます。

[ public ]
SInt32 HoldRsc(
    SFBBaseSmp resource   // 関連付けする SFBBase インターフェース
);

参照

BREW API ITHREAD_HoldRsc

SFBThread::Join

スレッドの実行が終了したときにコールバックを呼び出すようにスケジュールします。

[ public ]
Void Join(
    SFXCallbackPtr callback   // スレッドが終了したときに呼ばれる関数
    SInt32Ptr retVal          // SFBThread の返す値のプレースホルダー
);

参照

BREW API ITHREAD_Join

SFBThread::Malloc

メモリを割り当て、スレッドの寿命と関連付けます。

[ public ]
VoidPtr Malloc(
    UInt32 size   // 割り当てるバイト数
);

参照

BREW API ITHREAD_Malloc

SFBThread::NewInstance

SFBThread インスタンスを生成します。

[ public, static ]
SFBThreadSmp NewInstance(
    SFCErrorPtr exception = null   // エラー値
);

[ public, static ]
SFBThreadSmp NewInstance(
    AEECLSID id                    // クラスID
    SFCErrorPtr exception = null   // エラー値
);

SFBThread::ReleaseRsc

SFBBase インスタンスとスレッドの寿命との関連付けを解除します。

[ public ]
UInt32 ReleaseRsc(
    SFBBaseSmp resource   // 解放する SFBBase インターフェース
);

参照

BREW API ITHREAD_ReleaseRsc

SFBThread::Start

スレッドの実行を開始します。

[ public ]
SFCError Start(
    SInt32 size        // SFBThread のスタックに割り当てるメモリ量( バイト数 )
    PFNTHREAD notify   // SFBThread の実行開始時に呼ばれる関数
    VoidPtr data       // notify に渡される引数
);

戻り値

成功したとき: SFERR_NO_ERROR
失敗したとき: SFERR_FAILED
SFBThread がすでに停止しているとき: EALREADY

参照

BREW API ITHREAD_Start

SFBThread::Stop

スレッドの実行を停止します。

[ public ]
SFCError Stop(Void);

戻り値

成功したとき: SFERR_NO_ERROR
失敗したとき: SFERR_FAILED
SFBThread がすでに停止しているとき: EALREADY

参照

BREW API ITHREAD_Stop

SFBThread::Suspend

スレッドをサスペンドします。

[ public ]
Void Suspend(Void);

参照

BREW API ITHREAD_Suspend