ホーム > デベロッパ > J2ME / MIDP プログラミング > 携帯電話用Java の雰囲気と IM

エキストラ トラック!

■ サンプルプログラムをコンパイル・実行するための環境

       ※ Windows 2000/XP を前提にします。

Java 開発環境

Sun の Java のサイトから J2SE SDK 1.4.1 をダウンロードしてインストールします。

MIDP エミュレーター環境

サーブレットコンテナ

Jakarta Project のサイトから Tomcat をダウンロードして、インストールします。

インストールの際、NT Service にチェックを入れ、サービスとして実行できるようにすると便利です。インストール後、インストールディレクトリの下の webapps/ROOT/WEB-INF ディレクトリに classes というディレクトリを作り、そこへ DBTestServlet.java をコピーします。コンパイルはこのディレクトリにカレントを移した後、

javac -classpath ../../../../common/lib/servlet.jar DBTestServlet. java

でできます。ただし、javac にパスが通っている必要があります。

データーベースの設定後、Web ブラウザで http://localhost:8080/servlet/DBTestServlet にアクセスしてみてください。「Current Data」と表示されていれば成功です。なお、このページで登録されているデータの一覧が確認できます。

データーベース

PostgreSQL を使います。

PostgreSQL

データベース本体をインストールします。Cygwin の配布パッケージに含まれているので、それを使うのが便利です。Cygwin のサイトから Setup.exe をダウンロードし、実行します。Cygwin インストールの詳細は省略しますが、Category Database にある postgresql をインストールします。筆者は7.3-1をインストールしました。

Cygwin の PostgreSQL は単体では動きませんので、CygUtils のサイトから cygipc-1.13-2.tar.bz2 をダウンロードし、Cygwin のルートで展開します。ここからは Cygwin プロンプトでおこないます。(これらの詳細は /usr/doc/Cygwin/postgresql-7.3.README に書かれています。Windows のサービスとして起動する方法も紹介されています。)

$ cd /
$ tar xvjf cygipc-1.13-2.tar.bz2

次にデーターベースの初期化を行います。

$ ipc-daemon & 
$ initdb -D (データベースのデーター保存場所)

データベースを起動します

$ postmaster -D (上で指定したディレクトリ)

別の Cygwin プロンプトを開き、

$ createdb dbtest
$ psql dbtest

と実行してデータベースを作成、クライアントを立ち上げます。スクリーンショットで示したようにコマンドを実行してテーブルを作成してください。


次に JDBC ドライバのインストールです。 PostgresSQL 用の JDBC ドライバをダウンロードします。筆者は pg73jdbc3.jar をダウンロードしました。これはこのままで jar ファイルですので、MySQL と同じように tomcat の lib ディレクトリにコピーします。以上でインストールは終わりです。

注:DBTestServlet のソースは MySQL 用になっていますので、PostgreSQL を使う場合は PostgreSQL 用に書き変えてください。